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執筆者の写真アルノ

誰もが身につけるべき最も大切な能力

更新日:3 日前

2024.10.26

社会人になると様々な能力が求められる。

 

それは職業によっても異なり、例えば現場監督などはコミュニケーション能力が大切といわれる。

 

そもそも人それぞれ得意不得意がある。

 

その中で、どんな職業でも、社会人であれば否、年齢関係なく人であればこの能力が大切と思うものがある。

 

具体例を交えてその能力を紹介する。

 

 

全てのダイエットは100%失敗する

少し話がズレるが、私が十数年前健康診断でメタボと言われ、それを期に減量をしたことで実感した「ダイエット」というワードの罠について述べる。

 

太るという現象は、根本的には簡単な足し算引き算の結果で、消費カロリーより摂取カロリーが多いという状態の結果だ。

 

例えば、1日の基礎代謝が1500キロカロリー、活動による消費カロリーが500キロカロリーだと合計2000キロカロリーとなる。

 

1日の食事による摂取カロリーが2500キロカロリーだと500キロカロリー分太るという訳だ。

 

その生活をつづけた場合、体重が増えつづけると基礎代謝が上がってくるため、それが2000キロカロリーになった時点で消費カロリーが2500キロカロリーとなるため、その体重が維持されるということになる。

 

仮にこと時の体重を70kgとしよう。

 

そこから「ダイエット」を始めて基礎代謝と食事制限による摂取カロリーの合計を2000キロカロリーに、運動により消費カロリーを3000キロカロリーの生活にすると、1000キロカロリー分減量できる。

 

この生活を続けて仮に60kgまでダイエットしたとしよう。

 

結果、ダイエット成功!10㎏現!となるわけだ。

 

大切なのはその後で、ダイエットが成功したので一日の摂取カロリー2500キロカロリー、消費カロリー3000キロカロリーの元の生活に戻すと、また1日あたり500キロカロリー分太り、やがて体重70㎏に戻る。

 

つまり、「〇〇ダイエット」と言われる全てのダイエットは、成功したと思って元の生活に戻した瞬間からその失敗が始まるという訳だ。

 

「ダイエット」には終わりがある、これが「ダイエット」というワードの罠だ。

 

 

生活習慣を変える

ではどうすればいいのか。

 

キーワードは「生活習慣を変える」である。

 

つまり、一生続ける生活習慣に変えるということだ。

 

前述でいうと一生、基礎代謝と食事制限による摂取カロリーの合計を2000キロカロリーに、運動により消費カロリーを3000キロカロリーをするということだ。

 

体重が減ると基礎代謝も減るので、やがて消費カロリーも2000キロカロリーになり体重が安定する。

 

それが55㎏だとすると、その生活を続ける限り55㎏をキープできることになる。

 

実際は年齢が上がると基礎代謝が下がるので少しずつ体重は増えるのだが・・・。

 

結論は「ダイエットをする」のではなく「生活習慣を変える」こと、あえてダイエットというワードを使うなら「ダイエットを一生し続ける」ことが大切ということだ。

 

 

継続する能力

話を基に戻し、私が大切だと思う能力、それは「継続する能力」だ。

 

具体的には「学び続ける能力」「生活のリズムを確保し続ける能力」「健康的な食生活を続ける能力」等さまざま当てはまる。

 

上述の例を一言でいうと「ダイエットを一生続ける能力」と言えようか。

 

万人に与えられた時間は1日24時間と決まっている。

 

例えば、毎晩2時間晩酌する習慣を毎晩2時間読書する習慣に変えたらどうだろう、1時間早く寝て、1時間早く起きてジョギングする習慣にしたらどうだろう。

 

これができる人の強さは計り知れない。

 

その能力は、時に才能すらも超えるかもしれない。

 

 

継続する能力を身につけるコツ

「そんな能力があれば、はじめから苦労しないよ」という言葉が聞こえてきそうである。

 

そうではない、「苦労してその能力を身につけるべきだ」と言っているのである。

 

それにはコツがある。

 

それは「習慣化する」ことだ。

 

習慣化すれば苦もなく、自然に行えるようになる。

 

習慣化には21日続けること、という説がある。

 

それを念頭においてまずは1か月続けることを目標とし、その後習慣化された自覚がない場合さらに1か月などの目標を決め、やがて目標がなくても自然に行える状況をつくるとよいだろう。

 

 

私は、この習慣化を実践することにより、前述の「ジョギング、筋トレの運動習慣」、「食事制限の習慣」、「読書週間」、「学習習慣」を生活の中に取り入れた。

 

次はどんな習慣を取り入れようか、思索しているところである。

 

是非実践してみてはいかがだろうか。

 

 

 

 

 

 

この記事はこの人が書いています。

 

施工管理技士アルノ

1級建築施工管理技士

1級電気工事施工管理技士

1級管工事施工管理技士

1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。

現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、

2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。

 

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