2022.09.24
ご存じの方もおられると思うが、私は自身のサイトで各種1級2級施工管理技士試験の勉強方法をコンテンツとして販売している。
試験対策ではなく勉強方法のである。
なぜかというと、単純に試験対策であれば数多く市販されている対策テキストがたくさんある。
それらを購入すれば十分であろう。
実際、対策テキストを購入しておいて勉強せずに試験に臨む人はあまりいないのではないだろうか。
まれに対策テキストを購入したが、内容をみて心が折れて、あきらめる人はいるが。
そのような人は別にしても、懸命に勉強をしながらも不合格となる人は多くいる。
第一次検定試験の合格率約4割、第二次検定試験の合格率約4割、つまり一発で第一次検定、第二次検定に合格する人は2割以下ということになる。
それはなぜか、勉強方法が間違っている、もしくは工夫の余地がある人が多いからではないだろうか。
今回は、私がなぜ勉強方法のコンテンツを提供しているか、その3つの理由について説明する。
合格するには対策の前に勉強方法が大切
まず一つ目は、合格に必要なことは試験対策の前に勉強方法の習得であるということだ。
試験対策はもちろん重要なのだが、その対策を最大限に結果に結びつけるのは正しい勉強方法だ。
この勉強方法とは心構えや、環境整備、時間の確保の方法等も含まれる。
これらを理解し、実践することにより初めて試験対策の勉強の効果が最大化される。
つまり合格の確率が大きく上がるというわけだ。
試験が不合格になったり、試験を断念したりというという方のなかにはきっと、前述したようなテキストを数冊買ったが、最後まで勉強しなかったり、途中で挫折したりという人もいるだろう。
そういう方の多くは試験対策の前に必要は勉強方法を理解、習得していないということなのだ。
したがって、勉強方法を習得したから試験が受かるのではなく、習得したうえで、対策テキストを購入し、勉強するというのが、合格への近道となる。
あらゆる試験にも応用できる
二つ目は、この勉強方法はほかの試験にも応用できるという点である。
私が提供しているコンテンツは1級2級施工管理技士の勉強方法に関するコンテンツではあるが、その中に書かれているエッセンスは、なにも施工管理技士にだけのものではない。
他の資格試験にも通用する内容も多々ある。
つまり、施工管理技士を合格した先に、ほかの資格に挑戦する時にも重要なことが書かれている。
1級施工管理技士を合格した先に、他の施工管理技士であったり、1級建築士や電験三種であったりというような試験にも挑戦したくなるマインドになることも私のコンテンツの大きな特徴でもある。
実際に私も4種類の1級施工管理技士を取得したのはコンテンツに書いた内容のマインドを保ち続けたためである。
試験だけでない勉強方法の本質がわかる
最後の三つめは、勉強方法の本質がわかるということだ。
勉強方法のコツがわかるとそれは、試験だけでなく日常の学びにも応用できる。
例えば読書の要点をまとめたり、英会話であったり、仕事上新たに習得する必要があるスキルであったり。
施工管理技士試験を通して、勉強や学びというものに対する意識を変えていただきたいというのも勉強方法のコンテンツとした大きな理由でもある。
目的は勉強し続けるマインド
私が常々思っていることは、学び続けること、さらには思索し続けることの重要性だ。
いま自分に何が必要で、今後はどういうことが重要になってくるかを常に思索し、その思索の結果を確実に自分のものにするために学び行動し、そして結果を検証する。
その思索、学びと行動、検証。
よく言われるPDCAに近い考え方であろうか。
その際、重要なのは思索の深さと学びと行動の確実性、そして検証の適格性。
その内、勉強し続けるマインドは学びの確実性の大きな助けとなる。
今の自分は思索しているのか、学んでいるのか、行動しているのか、検証しているのかを常に意識しそして認識し、次にすべきことが明確になっている人と、日々漠然と仕事をし、平日仕事から帰るとビールを飲み、休みは一日中寝ている人とでは10年後20年後にどのような差がつくか、考えただけでも恐ろしいだろう。
一生は短い、漠然と生きて、晩年に後悔することがあってはならない。
少々大げさだが、それを脱却するための第一歩となる勉強方法コンテンツなのだ。
この記事はこの人が書いています。
施工管理技士アルノ
1級建築施工管理技士
1級電気工事施工管理技士
1級管工事施工管理技士
1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。
現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、
2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。
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