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執筆者の写真アルノ

施工管理技士第一次検定対策を少しだけ紹介

更新日:2021年3月27日

2021.02.16

令和3年度1級建築施工管理技士、1級電気工事施工管理技士試験の第一次検定(旧学科試験)申込が2月12日で締め切られた。


第一次検定の対策はコンテンツとして販売しているのでぜひご購入いただきたいが、宣伝も兼ねてその内容に少し触れながら、試験の分析及び対策をご紹介する。



施工管理技士取得を進める理由

建築関係で数ある資格の中で私が施工管理技士を勧める理由は以下の通りだ。


・建設業界に施工管理技士が不足している

・今後の施工管理技士の後継人数が足りない為、今後ますます重用される

・施工管理技士の試験は他の資格に比べそれほど難しくない

・施工管理技士の資格があると給料アップが望める

・施工管理技士試験の特性から一つ受かれば、二つ目も容易に受かる

・施工管理技士の資格があると転職時に圧倒的に有利


まさにいい事づくしと言えるだろう。



施工管理技士試験における勉強方法の種類

施工管理技士試験の勉強方法は大きく分けて「自己研鑽」「学校に通う」「講習を受ける(WEBを含む)」の3種類が考えられる。


それぞれのメリットとデメリットは次の通りだ。

・自己研鑽

メリット  安い

デメリット 挫折しやすい

・学校に通う

メリット  合格率が高い

デメリット かなり高価 年間を通して時間が拘束される 挫折した時のダメージ大

・講習を受ける(WEB含む)

メリット及びデメリット 自己研鑽と学校の間


私がだした結論は「施工管理技士試験は自己研鑽で合格できる」である。



第一次検定は楽勝

施工管理技士の第一次検定はマークシート方式の4拓だ。令和3年度から始まる「施工管理法」の問題に限っては1級建築と1級電気工事は5択と発表されているが(土木、管工事、電気通信工事は未発表)、問題数としては多くないだろう。


昨年までの学科試験ベースで第一次検定の問題を検証すると1級の場合、80問前後の問題数から60問選択して36問正解すれば合格。


もう少し簡単に言うと80問中36正解で合格なのである。


さらに選択しても尚、自信のない答えでさえもマークシート4択なので取りあえず埋めれば1/4で正解になる確率だ。


こう考えると合格する気がしてくるのではないだろうか。


着実に勉強すれば合格まちがいなしだ。



お勧め勉強方法

販売しているコンテンツ内でもさんざん述べているのだが、私がお勧めする勉強方法はテキストをひたすらサラッと読み流すを繰り返すという方法だ。


例えば、4週間でテキストを1回学び終えるより4週間でテキストを4回学ぶ方が

記憶に定着する気がしないだろうか。


「読む」という動作は「聞く」「書く」「話す」に比べて圧倒的に速い。


尚かつ、昼休みや電車通勤中でもできる方法である。


勉強を習慣化するという意味でも非常にいい方法なのだ。



勉強する際に実行すべき事

勉強それ自体とは直接かかわりないが、勉強するにあたって、おこなってあるいは意識してほしい大事なマインドがある。

それは以下の5つ。


・目標を会社の同僚や上司、友人等に公言する

・学習の為に睡眠時間を削らない

・学習はやればやっただけ身につくと自覚する

・その先に自分は合格できると思い込む

・合格後、施工管理技士となっている自分のイメージを持つ


この5つは合格するのに役立つマインドであると共に勉強のモチベーションを保つためのものでもある。



勉強する時に大切な事

勉強する際に気を付けていただきたい事がある。


ただ闇雲に勉強をすると暗中模索状態になり、果たして勉強が進んでいるのだろうか、この勉強方法で大丈夫だろうかと不安になってしまいがちだ。


そこで、勉強する際にはテキストの全体の構成の内、自分が今どこを学習していて、どこまで進んで、あとどれくらいの範囲がある。


また今現在テキストをどの程度理解しているか、という現状認識を常にする事。


その為にテキストの目次をコピーして手元に置いておき、現状把握に役立たせるという事もお勧めの方法だ。



試験3日前からが本当の勝負

誰もが経験あると思うが、試験日に近いほど記憶も定着しやすい。


そういう意味では、試験の数日前は非常に大切だ。


ただ何となく追い込みをするのではなく、徹底的に計画しよう。


せめて以下ぐらいの計画は行ってほしい。


「試験日は日曜日なので木、金有休を取り土曜日と併せて各日を午前、午後、夜に分けていつ何を学習するか細かく予定を決める。」


完璧な3日間をすごそう。



過去問の使い方

試験対策として過去問の学習は必ず行うと思うが、その活用方法はよくよく検討すべきだ。


私は、基本的にテキストの様に使用し、すぐ答えを見る事をお勧めする。


過去問が10年分あったら2年分くらいは学習の進捗を測る為にとっておき、あとはテキストとして問題の傾向を体で覚える。


問題なれしたり、問題の出され方、例えば「正しいものを選べ」や「間違っているものを選べ」など等を理解したりする上でも有効な方法だ。



どうしても集中できない時

勉強しているとどうしても集中できない時が必ずあるだろう。


そのような時は、無理してそのまま勉強してもはかどらないので工夫が必要だ。


私のお勧めの方法は以下の3つ。


・しゃべりながら歩きながら書きながら等、読むと別の器官を使う。

・トイレに行く、水を飲む、顔を洗う等行動を決めてから休憩する。

・部屋の掃除をする、洗濯物をたたむ等どうせやらなければならない事をやってしまう


ぜひ参考にしてほしい。




以上が、販売しているコンテンツの内容を抜粋したお勧め勉強法だ、コンテンツ内には更にお得な情報があるのでぜひ購入して合格を目指してほしい。


試験当日は分からない問題があるとつい焦ってしまいがちだが、意識して落ち着いて対処しよう。


上述したが、4択問題を80問前後から60問選択して36問正解すれば合格なのだから。


私が受験した時などは以下のような事があった。


試験問題の読み取り方によって二通りの解釈ができる問題があり、思わず試験官に「どっちの意味ですか?」と聞きたくなったが、そんな質問は答えてくれないからその問題は選択から外した。


きっと試験問題を作っている人は理系に違いないと、余計な事を思ったものだが、今思えばそんな思考ができるほどよく落ち着いていたものだと思う。


ぜひ充実した日々をすごして合格を勝ち取っていただきたい。





 

この記事はこの人が書いています。


施工管理技士アルノ

1級建築施工管理技士

1級電気工事施工管理技士

1級管工事施工管理技士

1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。

現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、

2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。


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